山里を支えるIT企業

森林面積が94%をしめる加子母。
そんな山里をITで支える企業があります。

その名も「アリッツ株式会社」

高齢者の買い物支援などを行う加子母独自の広報システムの構築や、当サイトの「カシモール」の開設・運営などなど…
ITで加子母の地域づくりを支える企業です。

今回は「アリッツ株式会社」社長の梅田さんに当サイトの「カシモール 」ができるまでの秘密?を根掘り葉掘りしました。

こういう時だからやりましょう!

  • 「カシモール」とはそもそも何ですか?
  • 地域の特産品を購入できるオンラインショップです。
    コロナの影響で加子母に訪れることが難しくなり、離れていても応援できる仕組みをつくりたいとNPOかしもむらのスタッフに話を持ちかけられたんです。
  • 加子母のお店もコロナの影響を受けていますもんね。
  • 元々僕も加子母の物を販売するオンラインショップをやってみたいと思っていたので全面的に協力しますって話になったんです。
  • いつごろからはじめたんですか?
  • 6月から打合せをはじめて、7月に加子母の事業者さんに説明をしました。
  • 事業者さんの反応はどうでしたか?
  • 皆さん興味を持って話を聞いてくれました。最初は9つの事業者さんからはじまり、今では25の事業者さんが出品されています。
  • 大変だったんじゃないですか?
  • 皆さんの協力もあって、11月にオープンできました。
  • 早いですね!
  • 僕は元々地域づくりに関わってたこともあり、加子母広報システム※で、一昨年の12月頃からお弁当などを配達する買い物支援の仕事を本格的にはじめていました。そこに仕組みやスケジュールを組み込むだけで効率よくできると思って、じゃあやりましょう!って言えました。


※「加子母広報システム」(地域放送と生活支援を行う多機能システム)は定刻になると地域の情報が放送されるほか、ファミコン風のコントローラ―を使って商品を注文すると家に配達してくれるなどのサービスをしており、ヒノキのケースに入った機械は加子母内の多くの家庭のテレビに設置してある。

  • コロナ禍になって「広報システム」の買い物支援の注目度が上がりました。
  • お弁当の配達などですよね。
  • だからこそ、事業者さんにも「こういう時だからやりましょう!」っていう声がけができたってのは大きいです。

自分のできることで地域をサポート

  • カシモールを見ていると色々な商品があって目移りしちゃいますね。
  • それも狙いです。サイトを見てもらって目的の商品だけじゃなくて、追加で野菜を買うとか、絵葉書を買うとか加子母の商品を組み合わせて買ってもらえるので様々な注文をいただいてます。
  • アリッツさんの売り上げは上々ですか?
  • まぁ・・・今の状態で言えば利益はない!!笑
  • え!?

  • まずは、加子母のお店に参加してもらう事が大事なので、儲かるかどうか関係ないってのが前提にありますね。
  • 大丈夫ですか!?
  • 今は利益がなくても数をやっていけば採算は後からついてくるだろうと思ってます。これまで地域づくりで培った仕組みを活かしたいですしね。
  • すごいですね。
  • 長く続けるには儲からないといけないですけど、作戦は色々考えてます。
    価格の見直しはもちろん、キャンペーンの企画、商品開発をはじめ、朝採れ野菜のタイムセールとか、面白い事を色々試してみたいなぁ、と思いますね。
  • 地域ぐるみの活動に協力的なのはなぜですか?
  • 自分のできることで少しでも多くの方のために役立つことができたらとは思いますね。
  • ITの活用ですか?
  • 僕が個人に対してできることは多くはないのですが、「カシモール」を通すことで加子母のお店や加子母を離れた方の役に立つことができるといいですね。

  • 野望はありますか?
  • ゆくゆくは、何人かでやらないと追いつかないほど売れてくれると加子母の雇用にも繋がっていいんですけどね。加子母の中で経済が回せるといいなと思っています。
  • ありがとうございました。
〈コジマ取材メモ〉
コロナ禍で気軽に行き来できない日々が続いていますが、「アリッツ株式会社」の活動が加子母内外に住む”加子母を想う人々”を繋げてくださっているように感じて嬉しく思いました。今後のカシモールも楽しみです!