“やっぱり木の道具が心地良い~まげわっぱ編”
森に囲まれた加子母では木っ端はもちろん丸太だって簡単に手に入ります。
薪でお風呂を焚く家も残っているし、我が家も薪ストーブのお陰で、厳しい冬の寒さも部屋ではぬくぬくと過ごせています。
夕時にあちこちの家からゆらゆらと立ち上る煙が見える山里は、心もあったまる風景です。
《家の窓から~冬の森》
《家の窓から~夏の森》
そんな加子母で暮らす私のお気に入り木の道具と言えば”まげわっぱ”です。
最近は自然志向が高まってSNSでも、わっぱ弁当に詰めた美味しそうな写真もたくさん上がっていますね。
今回は私のお気に入りまげわっぱの”魅力”や”使い方”あれこれをご紹介します。
【魅力その1】
出しっぱなしでも許されるルックス
私も毎朝家族にお弁当を作っています。
だからすぐ使えるところに置いて、持ち帰って来たら洗って乾かすために出しておく。
キッチンで出しっぱなしになるんですが、見えるところに置かれていても、色柄がない素材まんまがナチュラル空間になって許されちゃうんです。
何より手に持った時の木の優しい感触が心地よいです。
“JKにもウケ良し◎”
高校生の娘は赤いホーローのお弁当箱を使ってるんですが、学校に置き忘れてわっぱ弁当を持たせたことがあって。。。
友達に「それいいね!!」って褒められたと帰宅して教えてくれました。
きっとカラフルなものにあふれてる今ドキの子には、素材まんまが新鮮で粋に見えたんじゃないかな。
【魅力その2】
お手入れの時間が愛着を増す
手入れが大変そうなイメージがあるかもしれませんがそうでもないんですよ。
面倒くさがりの私が愛用してるんですからっ!!
確かに食洗器にはかけられませんが手洗いして布巾でささっと拭きあげて蓋をせずに乾かしておくだけ。
布巾でふきふき撫でるひと時が道具への愛着になります。
【魅力その3】
呼吸してくれるおりこうな素材
バタバタの朝にお弁当をしっかり冷まさずに蓋をするとお昼に開けた時、ふたに水滴が付いてる。
冷めたご飯がイマイチ。。。プラスチック弁当箱あるあるです。
わっぱ弁当だと、木が余分な水分を吸ってくれてご飯がべたつくことがなくて美味しくいただけます。
《炊飯器の残りご飯をわっぱのお櫃に移して保温の電気代節約にもなります。》
《野菜の水分を吸ってくれるのでぬか漬け箱にしたり。冷蔵庫に収まるサイズ》
【魅力その4】
中身は何でも受け入れてくれる。
お弁当箱として、和食・洋食どちらにもなじむシンプルさが魅力ですが、おやつを入れても食べ残しに蓋をしておける便利さも嬉しいです。
そして、経年劣化で黒ずんでしまったりお弁当箱の役目を終えたものは小物収納としても使い勝手がいいです!!
重ねて置いたりして、見せる収納としてインテリアに一役買ってくれますよ。
使い込んだものにしか出てこない味わいが魅力的です。
《おやつを入れても楽しい♪》
《裁縫セットにも丁度いい》
使ってみると曲げわっぱの魅力はたくさん☆
自然の温もりがある木の道具は
心地よくて、きっと愛着のある毎日になると思いますよ。
Written by Nanoka