毎日職場に持っていく私のお弁当には欠かせないご飯のお供があります。
それは“梅じそふりかけ”
あのおなじみの”ゆ〇り”より梅肉もシソも大きめでカリカリ感がたまりません!!
かしも産直市という直売所や、花や野菜を広く栽培・加工している会社です。
梅じそふりかけはそこで栽培された梅とシソを使った商品で、塩漬けしたままの味で乾燥されているので無添加なのも安心。
ファンファーミング(有)では、梅じそふりかけの他にも野菜やフルーツのドライフーズが続々と販売されているそうです!
すっかりドライフーズシリーズのファンになった私は、生産者の田口恵子さんにお話を伺って来ました。
さっそく工場見学
生産者の田口恵子さん
工場に案内してもらい、ドライフーズを作っている部屋に入ると、ちょうどブルーベリー(夏に自社栽培して冷凍保存したもの)を乾燥中でした。
ブルーベリーを乾燥させる前はイチゴの乾燥をしていたそうで、工場中がフルーツの甘~い香りで充満していて顔がほころんでしまう…。
乾燥したブルーベリーを試食させてもらうと、レーズンより酸味があって生で食べるより旨味がぎゅっと詰まってる!!
リンゴのスライスは厚みをいろいろ試して一番美味しい食感を探求中とのことでした。
ふりかけの素材になる梅もたくさん漬けてありました。
新しい風
このファンファーミング(有)のドライフーズシリーズは、自社の温室で冬に採れる中玉トマト(フルティカ)がトップバッターでした。
雪の多い1・2月は日照不足で完熟前に割れてしまうトマトが多く出るそうです。
これまでは割れそうなトマトを見極めてジュースかケチャップにしていたのですが、
それ以外にも自社商品の幅を広げたくて思案していたそう。
そんな折、県外の農機具メーカーに勤務していた息子の雄基さんが、加子母に戻りファンファーミング(有)に入社されました。
雄基さんは前職の知識を活かし、ドライマシーンを提案しました。
完熟前に割れたトマトやはね出しイチゴなどをドライにしてみたところ生のときとは違う味わいに
“これは商品になる!!”
と確信し、販売に至ったそうです。
Uターンした雄基さんが新しい風を吹きこんだのです。
産直市でも同時期に同じ種類の野菜が溢れてしまうことがしばしば…出荷者さんに返品するのも心苦しいので、そういったフードロスを減らす救世主にもなるとの思いもあったそうです。
ファンファーミング(有)は自社農場の大豆でお味噌も作ってかしも産直市で販売されているので、これから色々な野菜のドライ商品ができたら、即席味噌汁もできちゃいますね。
あわただしい朝でも、そのままドライカット野菜を入れて具だくさん味噌汁が味わえそうです☆☆ワクワク
我が家で色々なアレンジを堪能してみました
ドライトマトはそのままピザや総菜ケーキ(ケークサレ)にトッピングすると水分がないので焦げてしまうと聞いていたので、ホットサンドに挟んでみました。
少しオリーブオイルも垂らしてベーコンの油や刻みキャベツの水分がトマトに染みてちょうどいい食感。トマトの味が濃く感じます。
いろいろなドライフルーツが入ったフルーツミックスはヨーグルトにトッピングするのがおすすめです。カルシウムとビタミンがしっかり摂れて最強のコンビネーションです。
そしていつものティータイムの格がアップするフルーツティーに。
じっくり蒸らすとフルーツがとろっとしてお茶と一緒にスイーツ感覚で頂けます。
紅茶なら香りが強いアールグレイよりダージリンの方がフルーツの香りが引き立ちます。
またはルイボスティーが相性良いと思います。
ドライフルーツをハチミツ漬けにしておけば甘味のあるお茶が飲みたい時に重宝すること
間違いなし!!
何はともあれグミみたいにポイっとほおばれるおやつにもなるし、
いろんなトッピングにお役立ちするので、常備しておいてお得なドライフルーツシリーズです。
地元のフルーツや野菜を味わう幅を広げてくれた
ファンファーミング(有)のドライフーズに今後も期待を膨らませているnanokaでした。